万博会場の数多くのパビリオンの中から、特に注目を集めている10館をご紹介します。それぞれ独自の魅力と特徴を持っており、事前の計画作りに役立つ情報をまとめました。
円環状の木造建築が特徴的な日本館は、「あいだ」をテーマに掲げています。プラント、ファーム、ファクトリーの3つのエリアで構成され、日本の循環型社会の未来像を体験できます。9:30~10:30と19:30~20:30は予約不要ですが、それ以外の時間帯は事前予約が必要となります。
「さあ、森からはじまる未来へ」をコンセプトにした住友館では、幻想的な森の空間でインタラクティブな体験ができます。来場者にはランタンが貸し出され、森の中で様々な「いのちの物語」に出会えます。植林体験プログラムも人気を集めています。
来場者のデータから25年後の自分のアバターを作成し、未来のヘルスケアを体験できます。個別化医療の可能性や、未来の都市生活における健康管理の形を見ることができます。
「アートは人生を再生する」をテーマに、通常はイタリアの美術館でしか見られない貴重な芸術作品を展示しています。毎日18時からは円形劇場でライブパフォーマンスが行われ、芸術の力を体感できます。
「いのち、ありがとう。」をテーマに、最新のiPS心筋シート技術を展示しています。「からだ・こころ・きずな」という3つの要素を軸に、圧巻のNATUREVERSEショーも上演されています。
「愛の讃歌」をテーマにした館内では、赤い糸の伝説をモチーフにした展示が行われています。自分への愛、他者への愛、自然への愛という様々な「愛」を通じて未来を考えます。館内のベーカリーも大きな人気を集めています。
「未来を紡ぐ」をテーマに、映画『アラビアのロレンス』のロケ地として有名なワディ・ラムの本物の赤い砂を使用しています。22トンもの砂を船で運び、本物の砂漠の雰囲気を再現しています。
「共に創出できることを想像しよう」をテーマに、テクノロジー、宇宙開発、教育、文化における米国のリーダーシップを体感できます。宇宙飛行士になった気分を味わえる体験型展示が特に人気です。
1000年後の人類の姿を描いたアンドロイドとの対話体験ができます。人工知能と人類の共生について考えさせられる、感動的な展示内容となっています。
XRゴーグルを使用して「おばけワンダーランド」を体験できます。CO2がe-メタンに「化ける」様子を通じて、ガスのカーボンニュートラル技術を楽しく学べます。特に家族連れに人気の展示となっています。