もうすぐハロウィンです!ハロウィンの時にホラー映画を見るのはどうでしょう。今回はハロウィンにぴったりの日本ホラー映画をお勧めします。一緒に見てみましょう。
中田秀夫が監督して、鈴木光司の同名小説『リング』を原作とする映画作品です。テレビ局ディレクターの浅川玲子(松嶋菜々子)は都市伝説の取材中、4人の若者が次々と奇妙な変死を遂げた事件に興味を惹かれます。4人の共通点は内容を観ると、一週間後に死ぬという”呪いのビデオ”を観たことです。調査を進めた玲子は本物の呪いのビデオを入手し中身を確認するが、それ以降玲子の周りでも次々と怪奇現象が起こりました。呪いの連鎖、どうしたら止められますか。
これも中田秀夫が監督して、鈴木光司のホラー短編集による映画化作品です。離婚調停中の松原淑美(黒木瞳)は娘、郁子(菅野莉央)の養育権を巡って夫と争いました。自立していないと調停で不利になると知った淑美はマンションを借りて、郁子と共に新たな生活を始めるが、借りた部屋で雨漏りが発生し怪奇現象が頻発します。天井のシミはだんだんと大きくなって、さらに郁子が「見えない女の子」と会話する奇行があります。
2000年に発売された清水崇監督によるホラーのビデオ作品で、「リング」と並ぶジャパニーズホラーの一大シリーズです。この世に強い怨念を残して死んだ女性・佐伯伽椰子が、その呪いを人々に伝播させるオムニバス形式のドラマです。佐伯伽椰子の声やその子供である佐伯俊雄の姿は視聴者に強烈なインパクトを残します。
吉田秋生が監督した作品です。主人公である女子高生・愛実と売れないフリーライターの父親は、家賃の安い古びたマンションに引越しました。愛実はそこに漂う異常な空気に、不安と恐怖を感じていました。マンションの門前には一本のロープが渡してあって、「夜中の12時までに必ず、この線の内側に入らなければならない」という奇妙な決まりがあります。それはなぜでしょう。
増村保造が監督を手掛けた最後の作品です。昭和25年頃、東京都大森の古い木造アパートで真弓と娘の麻矢が2人きりで住んでいました。二人は貧しい生活を送っていました。真弓は自分を捨てた夫への恨みを執拗に娘へと吹き込みながら育て、やがて麻矢が七つになった年の正月に自殺しました。時は流れ35年後、池畑良子という女が自宅で惨殺されます。警察は犯人が女と判定しました。麻矢と何か関係があるでしょう。
2017年6月17日公開の日本映画で、主演は滝沢秀明です。新人記者の駿也(有岡大貴)は、郊外で起こった連続不審死事件を追ううちに奇妙な偶然に辿りつきます。小さな子どもが失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいました。死んだ大人たちは子どもに怨まれていたと言います。街の人々の間に広がって、“こどもの呪い”の噂がありました。これは、事件ですか。それとも、呪いですか。
今回のおすすめはこれで以上となります。日本のホラーが世界的にも有名で、ぜひ見てください。